海龍〜俺達の姫〜
だが、誰も怖がっていなかった

それどころか笑っている

その空気を見て

私の胸が少し熱くなり、小さく呟く

芹羽「私……ここにいて、いいのかな」

その瞬間

柾斗「当たり前だ」

即答だった

奏斗「今さら追い出さないし、
   居てくれないと困る」

征哉「俺達の為にむしろ居ろ!」

智海「いないと困る」

瞬「騒がしいの減る」

芹羽「それ褒めてる……?」

少し笑う

すると

柾斗が静かに私の頭へ手を置いた

柾斗「海龍の姫は、お前だけだ」

その言葉に

私の目が揺れる

こんなにも真っ直ぐ必要だと言われたのは、
初めてだった

胸が苦しくなるくらい、温かかった




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