海龍〜俺達の姫〜
すると

ガチャ

奏斗「兄さん、探してたんだ。
   ここにいると思った」

後ろから奏斗が入ってくる

奏斗「……やっぱり」

泣いている私を見て、少し表情を和らげる

奏斗「また抱え込んだ?怖い夢でも見た?」

芹羽「……ごめんなさい」

奏斗「兄さんからも言われたかもしれないけど、
   謝らなくていいよ」

奏斗は苦笑する

そして

奏斗「海龍はさ、
   “弱い”を否定しないから」

無言になる私

奏斗「辛い時は頼ればいい」

柾斗「奏斗の言う通りだ。一人で耐えるな」

2人の言葉は、温かかった

気づけば

私は少しだけ笑っていた

涙を流しながら

でも確かに救われていた

海龍のみんなのお陰で………





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