海龍〜俺達の姫〜
その後ろでは

柾斗「……」

静かなまま周囲を見ていた

その圧だけで、生徒達が道を開ける

征哉「ほんっと分かりやすく敵意向けてくるなぁ」

智海「情報回るの早すぎる」

瞬「内部に漏らした奴がいる可能性もあるしね」

その言葉に

空気が少し重くなる

芹羽「……ごめん」

柾斗「だから謝るな」

被せるように言われる

柾斗は立ち止まり、私を真っ直ぐ見る

柾斗「お前は悪くない」

その言葉は強かった

昔みたいに

“お前が悪い”

そう言われることは、もうなかった

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