怪談屋

見覚えのない男の人

小学生の頃、担任が言った。
「知らない人について行っちゃダメ」
数日後、知らない男に声をかけられた。
怖くなって逃げた。
男は追いかけてこなかった。
ただ悲しそうな顔をしていた。
二十年後、実家のアルバムを見ていて驚いた。
その男と幼い頃の私が写る写真があったからだ。
裏には母の字でこう書かれていた。
『〇〇ちゃん2才。お父さんと最後の写真』
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