僕の父親はコックリさん
「あぁ。焼いたり、煮たりして食べるんだ」
「油揚げばかり?」
「おかしいか?」
そう聞かれて妖は肩をすくめた。自分の好物を常に冷蔵庫にストックしておくことは、別に変なことではない。
「ただ、油揚げしか入ってないように見えて気になっただけ」
妖がそう言うと、もう正雄は返事をせずにテレビのお笑い番組に視線を集中させた。
人気お笑い番組も終わってそろそろ眠気が出てきたころ、洸平が「風呂、入るわ」と言い出した。そう言えば明日も講義があるし、川に入っていない洸平と妖のふたりは体を洗えていない。
少年を助けるために川に身を投げた正雄だけは、病院でシャワーを借りることができていたのだ。
「油揚げばかり?」
「おかしいか?」
そう聞かれて妖は肩をすくめた。自分の好物を常に冷蔵庫にストックしておくことは、別に変なことではない。
「ただ、油揚げしか入ってないように見えて気になっただけ」
妖がそう言うと、もう正雄は返事をせずにテレビのお笑い番組に視線を集中させた。
人気お笑い番組も終わってそろそろ眠気が出てきたころ、洸平が「風呂、入るわ」と言い出した。そう言えば明日も講義があるし、川に入っていない洸平と妖のふたりは体を洗えていない。
少年を助けるために川に身を投げた正雄だけは、病院でシャワーを借りることができていたのだ。