僕の父親はコックリさん
 それは気になる。だけどこっくりさんなんて実在しない。占いが当たったのはきっと偶然だ。一緒にこっくりさんをしていた誰かがエンピツを動かした。偶然そのとおりに死んでしまった。それだけのこと。きっと、その子の病気はもう治る見込みもなかったんだろう。普通に考えればそういうことだ。
「でも、私達がなにを占うの?」 
 なかなか首を立てに振らない香に陽子が渋い表情を浮かべた。
「なんでもいいじゃん。明日のテスト問題でもいいし。そうだ、香は好きな人とかいないの? 相手の気持ちを占ってもらおうよ」
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