僕の父親はコックリさん
ふたりの姿が完全に見えなくなってしまったとき、妖は自分のお腹がぐぅと音を鳴らすのを聞いた、もうとっくに昼は過ぎていて、これから学食へ向かうところだったのだ。その途中で花子とばったり会ったという経緯だ。
「あ、やべ。次の講義、提出するレポートがあるんだった!」
学食へ向けて歩き出したとき洸平が立ち止まった。
「できてないのか?」
妖からの質問に洸平の顔色は徐々に悪くなっていく。次の講義は絶対に外せないもので、提出物ももちろん忘れてはいけないものだ。
「……悪い。俺鏡は昼抜きでレポート書かないと!」
洸平は涙目になりながら早口でそう言い、妖と正雄に背を向けて走り出す。
「あ、やべ。次の講義、提出するレポートがあるんだった!」
学食へ向けて歩き出したとき洸平が立ち止まった。
「できてないのか?」
妖からの質問に洸平の顔色は徐々に悪くなっていく。次の講義は絶対に外せないもので、提出物ももちろん忘れてはいけないものだ。
「……悪い。俺鏡は昼抜きでレポート書かないと!」
洸平は涙目になりながら早口でそう言い、妖と正雄に背を向けて走り出す。