傲慢すぎる警視に衛られて愛される
数台のカメラを持っている逢坂を見つめ、愛はハッとした。

気が付くと逢坂に詰め寄っていた。


「そのカメラなんですか」


逢坂は愛を無視して行こうとしたが、愛は立ちはだかる。


「なんですか、教えてください」

「隠しカメラ」

「逢坂さんが設置したんですか」

「設置したのは俺じゃないけど?」


愛は目をぐるりと回す。


「そうじゃなくて! 逢坂さんが計画したことなんですか」

「なんのこと?」

「とぼけないでください」


逢坂は愛を避けて歩き出す。

愛は逢坂に並びながら問い続けた。


「ここで彼女が襲われること知っていたんですか?」


逢坂は何も答えない。


「知ってなかったら、カメラなんか設置できませんよね?」

「……」


車に向かうと車のキーのボタンを押して鍵を開ける。

後部座席にカメラを置いた。


「逢坂さん! 答えてください! あなたはここで犯罪が起こることを知っていたんですか」


逢坂が思いっきりドアを閉める。

愛はビクッとした。


「だったらなんだ」
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