駆け込み乗車
その日私は、寝坊をして急いで駅に向かっていた。いつも乗っている電車になんとか間に合い、一息ついて周りを見渡すと、先に乗っているはずの友達がいなかった。それに、気のせいか乗っている人も少ない。私は空いている座席に座り、友達に連絡を取る。だが、中々既読にならない。それからどのくらいだっただろう。いつもは二十分で目的の駅につくのに、電車は一度も止まることなく走っている。外を見るとすっかり日が暮れていた。
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