あの子
足を滑らせて階段から転げ落ちた。
でもこんなのどうってことない、いつもあの子に比べたら。
毎日うざい、邪魔だって叫んで、床に這いつくばる私を蹴り上げて最後には消えろって笑うあの子に比べたら。
だからお望み通り消えてあげようと思ったの。
一歩踏み出す勇気は、案外簡単ねって笑ってあげた。
階段の下で這いつくばるあの子を見て、消えたと思ったから。
あの子の世界から私が。
でもこんなのどうってことない、いつもあの子に比べたら。
毎日うざい、邪魔だって叫んで、床に這いつくばる私を蹴り上げて最後には消えろって笑うあの子に比べたら。
だからお望み通り消えてあげようと思ったの。
一歩踏み出す勇気は、案外簡単ねって笑ってあげた。
階段の下で這いつくばるあの子を見て、消えたと思ったから。
あの子の世界から私が。
< 1 / 1 >
ひとこと感想を投票しよう!
あなたはこの作品を・・・
すべての感想数:0
この作品の感想を3つまで選択できます。
- 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
- 投票する
この作家の他の作品
表紙を見る
表紙を閉じる
桜木美和の至福な瞬間は大福を食べる…
眞尾先輩を見ること。
まるっとした大福をぱくっとひとくちで
頬張るとぷくっと上がった頬がむぎゅむぎゅとして…
可愛い、そんな姿がとにかく可愛い!
いつも隣で見ているだけの美和だったけど…
桜木美和/さくらぎみわ(25)
営業事務
もちもちな大福を口いっぱい詰め込んで
食べているところを見るのが好き
×
眞尾航大/まおこうだい(28)
営業
ぷくっとした頬が特徴の
子供っぽさ溢れる先輩
見ているだけではもう我慢で出来ません!
表紙を見る
表紙を閉じる
綺麗な手をしてると思った。
白くて細くて長い指先で、
それなのにちゃんと男の人をしている手が
ピアノを弾いていたから。
なんとも反則だ、と思ってしまった。
「蓮見、会議全然聞いてなかったよね?」
つい目の前にその手があったから、
見とれてしまった。
でもハッとして気付いた、
今は会議中だってってこと。
よりにもよって1番バレちゃいけない人にバレてしまった、
部長にチクられるって脅されちゃって…
「じゃあ言わない代わりに」
何を言われるんだろう?
何をされるんだろう?
「俺の下僕」
え?
「あ、間違えた!」
何が!?
「俺の補佐、してくれない?」
蓮見茉奈/はすみまな(23)
宇佐美の綺麗な手に一目惚れをする。
さらにピアノを弾く指先に心奪われ、
頭から離れなくなる。
×
宇佐美至/うさみいたる(25)
営業部のイケメンな先輩。
綺麗な手の持ち主、
蓮見の視線に気付き下僕にする。
今、下僕って言いましたよね…っ!?
表紙を見る
表紙を閉じる
安福(あぶく)先輩には彼女がいるらしい。
そらそーだ、あんなカッコいい人誰もほっとかない。
だから私はモブ、
安福先輩からしたらただのモブにすぎない。
鈴木みらの、高校1年生。
ありきたりな苗字のせいで“2号”ってあだ名を付けられた、
2年の顔はいい久保田先輩に。
すっごい気に入らないけど、
気付いたらみんなそう呼んでいて受け入れるしかなくて。
だけど…
「みらのちゃん!」
安福先輩だけは違うの。
でもね、久保田先輩が言うには
安福先輩にはかわいい彼女がいるらしい。
私に勝ち目なんかないよ、わかってる。
だからやさしくしないでください。
「隣座る?空いてるよ」
これ以上、私の中に入って来ないでくださいー…
私はただのモブなんで。
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…


