10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!
「はぁ? 何だよ、それ。 おまえ、喧嘩売ってんの?」
「ちょっと、和馬くん!!もうやめてよッ!!」
健くんの胸倉を掴んだ和馬くん。
2人の間に入って、ベリっと引き剥がした。
乱れた洋服を整える健くん。
興奮している和馬くんは、息が荒くなっている。
「コイツがそんなに大事なら、常に見張っとけ」
「はぁ? どういう意味だよ」
睨みあう和馬くんと健くん。
「いくらバカでも、それぐらい考える頭はあるだろ」
「あ?」
「いっちょ前にヤキモチ妬く前に、ちゃんとコイツの事見とけって言ってんだよ」
そう言った健くんは、スクっと立ち上がり、一度あたしの方へ目を向けた。
けど、何も言うことなく、部屋から出て行ってしまった。
「ンだよ……」
何も言えなかった。
ただ、ヒロくんの顔を見てから、和馬くんの顔を見た。
「やっぱり、何かあったんだね」
心配そうなヒロくんの言葉に、曖昧に笑って答えた。
ごめん。
隠し事は嫌だけど、これだけは言えないよ。
だって、告げ口になるみたいで嫌だから。
「今日は、この辺にしとうこうか。柏木、このパック、3日に一回してね」
うん。 と頷く。
「柏木は、化粧なんてしなくても、これだけで変われるから、絶対に。幼なじみの俺が保証する」