眼鏡の下は、美少女でした。
―――桜の下でのんびり、過ごしてた唯。
……ガヤガヤ。
音が聞こえてきたので、体育館の方に目をやるとチラホラと人が出てきた。
「…あ、もう入学式終わったみたい…」
チラリと桜を最後に見る。少し離れ難い…。
離れ難いけど、クラスをチェックしなきゃいけないし…。
あたしも教室行くしかないよね…。がんばれあたし!
自分を奮い立たせると、そそくさと眼鏡を付ける。
学校での地味なスタイルに戻るとあたしもみんなの波に乗って教室に向かう。