眼鏡の下は、美少女でした。
9.唯の過去と素顔。
先輩に家まで送ってもらい、家に入ると眼鏡を外す。早めにお風呂を済ませ夕飯の準備に取り掛かる。
夕飯を作りながらこれからのことを考える…。
恋をすると変わるってよく聞くけど本当だ。自分の容姿に対しても少し前向きになった気がする…。
こんなにださい眼鏡をかけてても優しくて一緒にいてくれる友達がいる。
こんなにださい眼鏡をかけててもあたしのことを好きだと言ってくれる椎名先輩がいる。
こんなに幸せなことはない。
改めて考えるとじんわりと涙が滲む。
これはあたしにとって無敵な事のように思えた。