猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け~

「さてと、そろそろ帰りますか。送ります」

そう言って当たり前のようにあたしの手を握り当たり前のように送ってくれる空くん。


俯くあたしは

「こ、恋人繋ぎしたい…」

「あぁ…了解っす」

そう言うと空くんは恋人繋ぎに変えてあたしの隣を歩く。

すごく嬉しくてあたしは空くんの隣でずっとニコニコと笑う。そんな姿に空くんはいつも通りチラリと視線を移すと優しく笑う。


あたしはニコニコと笑うと

「空くん…!!」

「なんすか?」

「あたしに堕ちたね!!ざまぁみろ!」

満面の笑みで空くんに笑うあたしに

「…そうっすね

…吉岡さんの執念には負けました。
好きっす」

そう言って、二人で笑いあった。


あたしの長い長い片思いはやっと終わりを迎えた。
両思いってこんなに素敵なんだね!!
本当に本当に頑張ってよかった。


今日も明日も空くんの隣であたしはずっと幸せに笑う。

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