猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け~

「…そ、空くん?」

「…はぁ、なにやってんのまぢで」


俺は安心の溜息をつき椅子に座る桜兎の側によると、片手で頭をぐっと引き寄せると小さい桜兎を胸に閉じ込める。


「…ご、ごめん…落し物拾おうとして階段から落ちちゃった…えへへっ」


胸の中からソッと桜兎を離すと少し照れている桜兎の顔を見る。


元気そうな桜兎に酷く安心する。


「だからいつも前見てって…はぁ」

「ご、ごめん」

そう言って少しションボリする桜兎。

< 122 / 134 >

この作品をシェア

pagetop