猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け~
か、かっこいい…!好き…
基本的に空くんが言うことはだいたいその通りになる。
だが空くんの迷惑にならないだろうか…と考えるとなかなか頷けないあたし…。そんなあたしにまた空くんがひと押しをしてくる。
「俺、目黒くんより頭いいっすよ?どっちに教えてもらいたいっすか?」
空くんがあたしを見る。流石新入生代表…。
「そりゃあ…空くんだけど」
「じゃあ決まりっすね。試験までの放課後全部俺に時間下さい」
あたしの一言を聞くと、空くんは即決して淡々とあたしの時間をくれと言う。
「えっ…ほ、本当にいいの?あたしは嬉しいけど」
嬉しいけどそんな空くんにビックリしている。
「いいっすよ。ほら、家着きましたよ。」
といつの間にか空くんが送ってくれて家の前にいた。
「あ、ありがとう!おやすみ!また明日ね!」
とあたしはお礼を言って空くんに手を振る。
「はい、おやすみなさい」
そう言うと空くんは足を返していった。