猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け~

空くんとガッチリ視線が合う。
あたしの無理に笑った顔は崩れていく…。

涙だけがそのまま流れ続ける。


「そんなに袖で目擦ったら赤くなりますよ」


そう言って空くんの親指が
あたしの目を優しく拭う。


ドキドキするあたしの胸…
やめてよ…!!


「…もう…こういう事は、やめてほしいの。
空くんの優しさなのも知ってるけど…
あたし…勘違いするからやめて。
あたしは空くんとは友達にはなれないから」


そう言ってあたしは空くんの手を握ると自分の頬から退けた。

…離したくないよ。

そして空くんから離れるとまた胸が苦しくなって涙が出てきて見られてたまるもんか!
と空くんを置いて走り出す。

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