猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け~

二人で扉によりかかり座る。


「んで、どーしたんだよ」

「……」

「はぁ…、柏木に振られでもしたか?」

何も言わないあたしにため息をつく京。

「…振られるって言うなら毎日振られてるけど…ははっ…」

「無理に笑うなっつーの」

そう言って珍しく優しくあたしの頭を撫でる京。
少しだけまた目が潤んでくる。


「や…やめてよ…泣けるから」

「泣けばいーだろーが、お前がそんなんだと調子狂うな、で?聞いてやるから話してスッキリしろや」

「あたし……空くん好きなのもうやめる…もうがんばれないから…」

< 97 / 119 >

この作品をシェア

pagetop