Please let me hear your voice-君の声を聴かせてー
琉生は一歩だけ近づいた。
その距離は、逃げ道を塞ぐためではなく、未来へ踏み出すための距離だった。
「声で生きる君の未来を……俺も一緒に支えたい」
その言葉は、
柚歩がずっと胸の奥で待っていた言葉だった。
不安もあるが、琉生と一緒に歩きたいと、いつの間にか願っていた。
モルガナイトがふっと揺れた。
淡い光が耳元で震え、
未来の形をそっと示すように広がっていく。
涙がこぼれそうになり、
柚歩は覆面のない頬を指で押さえた。
「……歩きたい。あなたと」
声は震えていなかった。
未来へ向かう決意だけが、静かにそこにあった。
琉生はポケットから小さな箱を取り出した。
指先が少しだけ震えていて、
その震えが柚歩の胸の奥に伝わる。
箱が開く。
淡い光を宿した指輪が、夜のスタジオで静かに揺れた。
「柚歩。俺と、未来を」
差し出された指輪が、
正式なプロポーズの形になった。
柚歩はゆっくりと頷いた。
その頷きは、声よりも強く、
未来へ向かう道を確かに選び取っていた。
その距離は、逃げ道を塞ぐためではなく、未来へ踏み出すための距離だった。
「声で生きる君の未来を……俺も一緒に支えたい」
その言葉は、
柚歩がずっと胸の奥で待っていた言葉だった。
不安もあるが、琉生と一緒に歩きたいと、いつの間にか願っていた。
モルガナイトがふっと揺れた。
淡い光が耳元で震え、
未来の形をそっと示すように広がっていく。
涙がこぼれそうになり、
柚歩は覆面のない頬を指で押さえた。
「……歩きたい。あなたと」
声は震えていなかった。
未来へ向かう決意だけが、静かにそこにあった。
琉生はポケットから小さな箱を取り出した。
指先が少しだけ震えていて、
その震えが柚歩の胸の奥に伝わる。
箱が開く。
淡い光を宿した指輪が、夜のスタジオで静かに揺れた。
「柚歩。俺と、未来を」
差し出された指輪が、
正式なプロポーズの形になった。
柚歩はゆっくりと頷いた。
その頷きは、声よりも強く、
未来へ向かう道を確かに選び取っていた。