Please let me hear your voice-君の声を聴かせてー
第7章 真実ーガーネット―
朝の光が、薄いカーテン越しに静かに差し込んでいた。
柚歩はゆっくりと身体を起こし、胸の奥にまだ残っている痛みを確かめるように小さく息を吐いた。
机の上には、昨夜外したままのペンダントが置かれている。
触れればまた泣いてしまいそうで、視線をそらした。
光だけがそこに取り残されているみたいで、胸がきゅっと締めつけられた。
その隣に、白い封筒があった。
昨夜、帰ってきたときにポストから取り出して、そのまま置いた封筒。
差出人の名前を見た瞬間、胸の奥がまた静かに揺れた。
“麻衣”
その文字を見ただけで、呼吸が浅くなる。
別に嫌な思い出があるわけじゃない。
柚歩にとって彼女は大切な人だ。
だからこそ、少し緊張してしまうのかもしれない。
柚歩は震える指で封筒を手に取り、しばらく動けなかった。
開けるのが怖かった。
けれど、逃げてはいけない気がした。
ゆっくりと封を切った。
「柚歩ちゃんへ。
あなたに伝えなければならないことがあります。」
視界がじんわり滲む。
胸の奥がざわつく。
けれど、涙は落ちなかった。
落とす前に、立ち上がらなければいけない気がした。
柚歩はゆっくりと身体を起こし、胸の奥にまだ残っている痛みを確かめるように小さく息を吐いた。
机の上には、昨夜外したままのペンダントが置かれている。
触れればまた泣いてしまいそうで、視線をそらした。
光だけがそこに取り残されているみたいで、胸がきゅっと締めつけられた。
その隣に、白い封筒があった。
昨夜、帰ってきたときにポストから取り出して、そのまま置いた封筒。
差出人の名前を見た瞬間、胸の奥がまた静かに揺れた。
“麻衣”
その文字を見ただけで、呼吸が浅くなる。
別に嫌な思い出があるわけじゃない。
柚歩にとって彼女は大切な人だ。
だからこそ、少し緊張してしまうのかもしれない。
柚歩は震える指で封筒を手に取り、しばらく動けなかった。
開けるのが怖かった。
けれど、逃げてはいけない気がした。
ゆっくりと封を切った。
「柚歩ちゃんへ。
あなたに伝えなければならないことがあります。」
視界がじんわり滲む。
胸の奥がざわつく。
けれど、涙は落ちなかった。
落とす前に、立ち上がらなければいけない気がした。