実幻聴
『僕は悪くない!殺してやる。なんだって、あいつが悪いやつだ。早く死ねば。僕は何もしていない。誰もが悪口を言うぞ』
「ほら!増えてるじゃないですか」「増えてないですね」ムッとした僕は、再生ボタンに軽く触れ、もう一度録音を流す。
『僕は悪くない!お前が悪いんだ。なんだって、あいつが早く死ねば。誰もが悪口を言うぞ』減っている…嘘じゃないんだ。『殺す』ほら、今聞こえた。再生ボタンに触れずとも、しっかりと。
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