目撃者を探しています
目撃者を探しています。そんな文言から始まった立て看板が古びた電柱に設置されている。周囲には申し訳程度の花束と飲料水が供えられている。ひき逃げだろうか。ほとんど無意識のうちに手を合わせ、被害に遭われた方を痛ましく思っていると、突如として喪服の一団が視界の先を通り過ぎた。あれはウチの親族だ。その光景に疑問を抱いたのも束の間、最後尾を歩く弟が静かに口を開いた。姉貴、痛かっただろうに──。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop