ただの幼なじみはもうおしまい!?
「だからその、私伊織くんのこと大好きな幼なじみとしか思ってなくて…」



大好きなのは本当。
でもこれは恋じゃないと思う。

伊織くんの方を見ると笑いをこらえてた。
えっ!?なんで笑ってるの??


「ごめん。今日の行動からも薄々感じてはいたんだけど、思い出すと俺相当男として見られてないんだなって…」

「え!?私なにかしちゃってた?」


私は今日あったことを思い出す。
電車で転びそうだったところを支えてもらったり、
学校まで手をつないで登校したり、
帰りの電車で転ばないように捕まらせてくれた。

ん〜?
考えても伊織くんがすっごく優しいってことしか分からない!

うなだれてる私を見てまた伊織くんが笑ってる。
私今日何回伊織くんに笑われてるんだ!?



「ごめんね。思い返してみても分からなくて…」


だから、返事はできないって言おうとしたんだけど…
伊織くんは前のめりで言う。



「じゃあさ、今日からただの幼なじみとしてじゃなくて、一人の男として見てほしい」

「…は、はい…」
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