口癖
疲れた、が口癖の友だちが倒れたらしい。夜勤バイトの疲労がドッと出てしまったのだろう。近所のアパートまでお見舞いに行くと、ひどく顔がやつれ、まるで別人のようになってしまった彼女の姿が。疲れた、と開口一番、ほどなく通された薄暗い部屋の壁一面には、おびただしいほどの御札が無秩序に貼られていた。背筋に寒気が走ったのとほぼ同時、ここで私はようやく気づく。彼女は「疲れた」ではなく「憑かれた」と言っていたのだ。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

四白眼の隣人

総文字数/198

ホラー・オカルト1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「200文字でゾッ!こわい短編コンテスト」応募作品。
最前ドセン

総文字数/198

ホラー・オカルト1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「200文字でゾッ!こわい短編コンテスト」応募作品。
承認欲求

総文字数/200

ホラー・オカルト1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「200文字でゾッ!こわい短編コンテスト」応募作品。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop