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糸電話
紙コップとタコ糸で作った糸電話。「もしもし、聞こえる?」ピンと糸を張って、妹がコップに向かって話しかける。僕が耳を当てると、妹の可愛い声がしっかり聞こえてきた。「聞こえるよ。すごくよく聞こえる」交代して、今度は僕が話しかける番だ。「明日は何して遊ぼうか」コップを耳に当てると、「たすけて」と小さな声が聞こえた。タコ糸は妹の部屋ではなく、壁のコンセントの穴に吸い込まれていた。