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手持ち花火

家族で手持ち花火をして遊んだ。色とりどりの火花がパチパチとはじけて綺麗だ。「次はこれ!」弟が大きな花火に火をつけた。シュルシュルと音を立て、眩しい光が辺りを照らす。僕は煙が目に染みて、思わずギュッと目を閉じた。再び目を開けると、弟の姿がどこにもない。手持ち花火だけが地面に落ちて、シューシューと煙を上げている。お父さんもお母さんも、さっきから何も言わずに無表情でその煙を見つめ続けていた。
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