最後まで読まないで

花いちもんめ

昼休みに校庭で、クラスのみんなと花いちもんめをした。「勝ってうれしい花いちもんめ」「負けてくやしい花いちもんめ」「あの子がほしい」相談して名前を呼び、呼ばれた子が相手チームに移動する。それを何度も繰り返した。予鈴が鳴り、急いで教室に戻る。先生が点呼をとり、「あれ、一人足りないわね」と首を傾げた。私たちは顔を見合わせた。誰も、最後に相手チームへ渡した子の名前を思い出せなかった。
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