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花瓶の水
リビングに飾ってある花瓶の水が、毎日すぐに減ってしまう。母は「部屋が乾燥してるからね」と言って、いつも水を足している。ある夜、喉が渇いて目が覚めた。キッチンに行こうとリビングを通ると、暗闇の中でピチャピチャと音が聞こえた。見ると、花瓶の中から長い舌が伸びて、水を舐め取っている。声を出せずにいると、舌がスッと引っ込み、花の中から小さな声がした。「水はもう飽きた。次はもっと温かいものが飲みたい」