最後まで読まないで

アルバム

祖父の遺品を整理していたら、部屋の奥から一冊の分厚いアルバムが出てきた。色褪せたページには、若い頃の祖父や見知らぬ親戚たちの笑顔がたくさん並んでいる。ページをめくっていくと、だんだん写真が新しくなり、最後の方には私の写真もたくさん貼られていた。遊園地に行った日や、部活の大会の日。でも不思議だな。私は生まれてから一度も、祖父に会ったことがないのに。
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