雪音だけのライブハウス(リメイク)

【第2話:シンガー・Airuの誕生】

<4年前、とあるアーケード街(愛祈琉:16歳)>

店長
『あなた!素晴らしい歌ですね!』

愛祈琉
「…え?」

店長
『今度ウチのライブハウスで歌ってみませんか?』

私は修児くんのおかげで、オリジナル曲作りに夢中になった。

レパートリーが増えてきた中学生の頃から路上ライブを開始。

高校生になったある夜、とあるライブハウスの店長さんから声をかけられた。

愛祈琉
「私が…ライブハウスで…ですか?!」

当時の私の固定ファンは、たまに路上ライブを観に来てくれる数人。

SNSで公開しているオリジナル曲のフォロワーは10人。

お客さんから『ライブハウスで歌っているところを見てみたい』と言われても、

「私なんかがそんな大それたこと…」と思うくらい、私にとって遠い世界だった。
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