今日はここまで、ここから一緒に〜君と作る未来〜
終わってみれば、
記者たちの反応は『悪くはないが、特筆《とくひつ》して大きな驚きもない』といったところだった。
「〝暮らしの感情に寄り添うキッチン〟という視点は面白いですね」
「食洗機を愛用する方はもちろん、ライトの演出は、好みが分かれるかもしれません」
記事化の打診はあったものの、
どれも〝中面扱い〟という雰囲気。
——大バズりは……してない。
期待値を上げすぎていたせいか、
わたしは少しだけ肩の力が抜けるのを感じた。
良くも悪くも、〝静かな船出〟。
ただ、それがすべてではなかった。