年下の王子さまから即プロポーズされて?!
 谷口さんと一緒に職場を出ると、21時を過ぎていた。

「すげーなあ、蒼波ちゃんはさ、がんばりやだわ」

「効率が悪いだけですけど……」

「いやー違うよ。なんか元気もらえるんだよなあ、一生懸命さというかさ」

「そうですか?」

 とか平然を装いながらも、ずっと残っている谷口さんの温かさ。
 王子さまとの抱擁。そして海斗からのプロポーズ。

 小学生だった王子さまは、ずっと毎日わたしのことを想いながら成長してくれていたのか……不思議な気分だった。
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