年下の王子さまから即プロポーズされて?!

実家へ

 週末は王子さまの実家に挨拶に行くことになっていた。

 海斗のお母さんってことだもんな、なんか気まずいなあ……なんて思いながら電車に揺られた。

 駅を降りると驚くことが多かった。
 ああ、懐かしい。この店変わったんだーとか色々思い出す。大学生の自分とか、海斗へのオモイとか。
 無我夢中だった自分を思い出す。

 初めてお酒を飲んだのも海斗とだった。
 学生証を持ってかっこつけてコンビニで買って、公園で飲んだっけ。

 どんな話したんだろう? くだらないのにずっと笑ってたな。

 授業中に手紙のやり取りをしたり、友達交えて遠出したり。

 大学生まで味わってこなかった青春を一気にわたしは味わっていた自分を思い出した。
< 150 / 169 >

この作品をシェア

pagetop