年下の王子さまから即プロポーズされて?!
「唯斗くん……」

 真っ赤なバラの花束を抱えた王子さまがいた。

 そして、わたしの前である……カフェの前でひざまずく。

「ぼくの気持ちは変わりません。結婚してください」

 大きなバラの花束が輝いて見える。もちろん通行人がこちらを見て微笑んだり、ひそひそと話をしていたりする様子が肌から感じられた。

「唯斗くん、ありがとう」

 自分の気持ちも伝えないと。それなのに、言葉が出てこない。
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