落とし物
「落としましたよ」振り返るとひとりの女の子が立っていて、ハンカチを差し出していた。「ありがとうございます」立ち去ろうとした女の子に、ぼくは勇気を出して声をかける。「待って。また落ちちゃったみたいです。今度は恋に落ちてしまいました。よかったらこのあと一緒に、ご飯でも食べに行きませんか?」女の子は頬を赤らめた。「こんな私でよければ」ぼくらは並んで歩き出した。「言い忘れてたけど私、落としてるのよね。命」
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop