二人のシャーロック・ホームズ〜山荘の謎を解け!〜
シャーロックさんがウェアの袖を捲る。細い腕が見えた。その腕が動くことはもう二度とない。

(あっ、日焼け……)

活発な人だったのか、腕はよく見ると日焼けしている。でも一部だけ日焼けしていない部分があった。腕時計をしてたんだろう。右腕の一部だけが焼けてない。

「よし。遺体の発見者に話を聞きに行くぞ!」

ホームズがそう言い、僕の肩を叩いた。



山荘の一階にある共有スペースでは、和香さんが三人の女性と話していた。あの女性三人がエップスさんが言っていた人たちかな。

「和香、話しているところ悪い。三人と話をしてもいいかな?」

シャーロックさんが和香さんに声をかける。和香さんは「はい。大丈夫ですよ」と頷いた。三人の女性は警戒したような目を向けたものの、それぞれ自己紹介をしてくれた。

「オリビア・モンテネグロよ」

「アメリア・ブレナン」

「アイラ・サローヤンです」

三人がそれぞれ自己紹介をした後、和香さんが「三人は同じ大学に通っていた友達だそうです」と言った。ホームズが訊ねる。
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