ただいま、おかえり。
第七章
家族
ある冬の日。
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Mちゃんはふと思う。
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Kくんのことを、
恋人だと思う瞬間より、
家族だと思う瞬間の方が増えたな。
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それは寂しいことじゃなかった。
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むしろ嬉しかった。
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どんな自分でも知っている人。
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泣いている顔も。
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怒っている顔も。
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弱いところも。
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全部知っている人。
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それでも隣にいる人。
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家族って、
そういう存在なんだと思った。