愛される方法を知らなかった少女へ(下)
第二章
昔の私
ある休日。
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本棚の整理をしていた。
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昔の日記が出てきた。
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ページをめくる。
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そこには、
若い頃の私がいた。
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「嫌われたかもしれない」
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「迷惑だったかな」
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「私ばっかり好きなのかな」
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そんな言葉ばかり並んでいた。
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胸が少し痛くなった。
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でも。
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同時に愛おしくなった。
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あの頃の私は、
本当に一生懸命だったから。
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不器用なりに、
誰かを愛そうとしていたから。