パブリックサーチ
今日、街で初恋の先輩を見かけたとき、声こそかけられなかったものの、昂ぶってしまった気持ちをどうにも抑えることができず、彼の名前をネット検索してしまった。特定は秒だった。昔からモテまくっていたあの人のことだ。さぞかしキラキラな日常を送っているのだろう。思いつつ、検索上位に表示されたSNSアカウントを確認する。最新投稿は今からちょうど一年前。そこでは彼の兄を名乗る人物が、最愛の弟の訃報を知らせていた。
