花束を君に 下巻
「今日は家観に行くんだよね?」
「そうだよ?」

「なんでまだ寝てるの?」
「うっっー昨日飲み会があってーー」
「早く、いこーよー」

揺さぶられてる僕は幸せ噛み締めすぎて
調子に乗って
お酒を飲んで帰った

次の日に
寝過ごして起こされているところです。

「あと5分だけ寝る」

「もー」


「ぱっ!!やばい、5分すぎたよね」
「朝ごはん作った、おにぎりでいいでしょ?」

「ありがとう」


「もぐもぐっいこっか…」

「食べてからにして、、、。」



「ようやく着いたけど11時…」
「不動産予約してある?」

「いいや?」

「えー」


「ぷんぷんしないでよー」

「するわ!」


「あのーすいません、2人で一軒家住むなら…」

「いい物件ありますよ!!」


「4LDK… 4000万」

「大体それぐらいじゃない?」

「もう少し安いところで…」


「3800万はどうでしょう?」


「その三件観たいです」

「承知いたしました。ご案内します。
少しお待ちください」


「僕は…なにもして、な、ない??」
「いいからーー!」
「はい…」
「話してたでしょ??」
「昨日ね」


「では、行きます」
「「はーい」」


三件目の物件に到着

「4LDKの二階建てです」
「ここ凄くいい物件じゃん…」
「ここいいね」


「決定していい?」
「いいよ」


「お願いします、僕が一括で払います」
「え??聞いてないけど?」
「ふふっーー、貯めてたの」



「では、、、。鍵をお渡しします」
「「ありがとうございます」」



「今日からこの家に住むのかー!!」
「引っ越しまだだよ…」

「あ、」

「いやいや」


「さすがにわかってるって」


6月5日に引っ越しすることになった。


「まだきてないなー」
「え?、中に運んだよ?」

「はやっ」

「今から僕の荷物来るから」

「はーい」

「ネームプレートつけようよ」


「「東川」」


「これでよし」


僕の方の引っ越し屋がきた


「あ、こっちでーすー」
「すいませーん、東川さんですか?」

「そうです」


「荷物入れますね」
「お願いします」


20分ほどで荷物入れ終わった


「ありがとうございましたー」
「こちらこそー」


「荷物終わったよー」
「荷物片してきた」

「はやっ!さっすがー」

「手伝うために…」

「なぬっ!!?」


目にも止まらない速さで
片していく君の手

「ぱっぱっぱっぱ」
「早すぎる」


「あとはやっといてー」
「うっっ…荷物が重い」


「料理しなきゃ、、、。僕担当だし」


10分経たずに料理するところを
まじまじと君に見られている…。

フォークを持ちながら君は言う

「よくこんな凝ったもの作れるよね」

「簡単だけどね…」

「美味しーい」

僕が捌いた刺身と味噌汁を味わいつつ
君が美味しいと言ってくれた


「幸せ」

「僕も幸せ」


洗い物しますかね
全部洗い終わったら君が部屋からドシドシと音を立てて出てきた。

「これなーに??」

「そ、それは…!」


 

げっ、まずい…







「僕のオツマミ…」



「美味しそう、全部食べるよ?」

「勘弁して下さい…」



ちゃんちゃん。fin.



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