紫陽花の短編集物語#5
クラス替えがすべてじゃない
•ひかり
o性格: 明るくて誰にでも優しい中学3年生。通学班の班長を務めるしっかり者だけど、自分の恋にはちょっと鈍感。
o悩み: 卒業しても、今のメンバー全員と「ずっと仲良くいたい」と願っている。
•海斗
o性格: クールで正義感が強い。保育園からの幼馴染。
o特技: ピアノ。合唱コンクールで伴奏を弾く姿に隠れファンが多い。
oひかりへの態度: 無口だけど、ひかりがピンチの時は必ず一番に助けてくれる。よく目が合う。
•匠
o性格: 太陽のように明るい幼馴染。通学班の副班長。
oひかりへの態度: 誰が見ても「ひかりが好き」とわかるほどストレート。ひかりと話したくて、副班長なのにいつも班長の隣まで走ってくる。
•春希
o性格: クラスのムードメーカー。でも好きな人には素直になれない「超あまのじゃく」。
oひかりへの態度: 変なあだ名で呼んだり、わざといじわるしたりする。でも実は、ひかりの反応を一番気にして見ている。
•桜
o性格: ひかりの大親友。アイドルや恋愛リアリティショーが大好き。
oポジション: 海斗から「誰が好きなのか考えて」と言われているが、本人はあまり意識していない様子……?
•凛
oひかりの親友。観察力が鋭く、「男子たちの視線」に誰よりも早く気づく、恋の分析官。
•若葉
oひかりの親友。他クラスだけど情報は早い。ひかりの幸せを心から願っていて、いつも背中を押してくれる。
九条 みのり(くじょう みのり)
高校1年生。
クラス替えで親友と離れてしまった主人公。
人の気持ちを大切にするあまり、自分の感情を後回しにしがち。
料理研究部に所属し、静かな時間と放課後の空気が好き。
文化祭をきっかけに、友達とは違う“特別な感情”に気づいていく。
木野 ひまり(きの ひまり)
実梨の大親友で、天真爛漫な性格。
明るく無邪気で、場の空気を一気に和ませる存在。
朝凪佳奈と恋人同士。
みのりにとっては「放っておけない存在」であり、
クラスが分かれても変わらない絆の象徴。
朝凪 佳奈(あさなぎ かな)
ひまりの恋人。
落ち着いた性格で、ひまりを優しく見守るタイプ。
みのりとも軽口を叩き合える関係で、
3人の中では一番“客観的に周りを見ている”存在。
言葉は少ないが、核心を突く。
水口 未希(みずぐち みき)
みのりと同学年で、料理研究部の親友。
みのりの良き理解者で、変化にもすぐ気づく。
はっきり物を言う性格だが、決して押しつけない。
みのりが本音をこぼせる、数少ない存在。
筒井 真理(つつい まり)
1-A組。ガールズバンド「SSGIRLS」のベース担当。
最初はみのりと距離があったが、少しずつ距離が縮まっていく。
クールに見えて不器用。
みのりにとって、友情とも恋とも言い切れない新しい感情をくれた相手。
クラス替えがすべてじゃない① 中学校、クラスが分かれた日
みのり(モノローグ)「この春、私は高校生になった。たった一枚の紙で、毎日が変わった。」
【掲示板前】
ひまり「みのりと同じクラスじゃなかった〜。悲しすぎてヤバい」
みのり「…うん。でも、すぐ会えるよ」
ひまり(モノローグ)「離れても、私たちは親友だよね?」
みのり(モノローグ「この時は、まだ知らなかった。“離れる”って、思ってるより静かに始まること。」
クラス替えがすべてじゃない② ひとりだけ違う教室
【1-A 教室】
みのり(心の声)「知らない席、知らない空気」
【隣の席】
真理「筒井真理。よろしく」
みのり「あ、みのり…九条みのりです。」
みのり(モノローグ)「クラスが違うだけ。でも、それだけで私は“ひとり”になったと思っていた。このころの私は」
クラス替えがすべてじゃない③ 変わらない放課後
【料理研究部】
未希「クラス違っても、顔は変わんないね」
みのり「ここがあってよかった」
佳奈「ひまり、エプロン逆」
ひまり「えへへ」
みのり(モノローグ)「私は、この二人の恋をずっと見てきた。変わらない場所も、ちゃんと残っていた。…ちなみに、佳奈とひまりは愛し合った同士の恋人だよ! 正真正銘の恋人です!」
クラス替えがすべてじゃない④ 文化祭、同じステージ
【文化祭・体育館】
真理ベースを弾いている。
みのり(モノローグ)「真理の音は、まっすぐだった」
【舞台裏】
真理「見てた?」
みのり「…うん。すごく」
みのり(モノローグ)「この日から、真理は“クラスメイト”じゃなくなった。」
クラス替えがすべてじゃない⑤ 近づいた距離
【帰り道】
真理「みのりってさ、話しやすい」
みのり「そう?」
真理「うん。静かなのに、あったかい」
みのり(モノローグ)「それは、友達の言葉なのかな? この気持ちに、まだ名前はなかった。」
クラス替えがすべてじゃない⑥ 友達のままじゃ足りない
【料理研究部・夜】
未希「好きなんでしょ? 真理ちゃんのこと。…というか、友達になりたんじゃない?」
みのり「……分かんない」
ひまり(モノローグ)「みのり、変わった」
ナレーション「気づいた時には、戻れないところまで来ていた。」
クラス替えがすべてじゃない⑦ 離れても、繋がってる
佳奈「クラス違っても、私たち平気だよね」
ひまり「うん。大丈夫」
みのり(モノローグ)「友達は、距離じゃ壊れない」
真理「みのり、ありがとう」
みのり「…なにが?」
真理「そばにいてくれて」
クラス替えがすべてじゃない≪最終話≫ それでも、きっと大丈夫
【春の校庭】
みのり(モノローグ)「クラスが分かれても、友達は消えなかった」
みのり「今まで、一年間ありがとう。真理が一緒のクラスでよかったって思ってる」
真理「私もだよ、みのり。また話そうね! じゃあ、先に帰るね」
みのり「ばいばい!」
真理「ばいばい!」
真理、帰っていく。
すると、後ろから、ひまり・佳奈・未希が現れる。
みのり以外の3人「みのり!」
みのり「みんなー! 今から帰る?」
ひまり「うん!」
未希「みのり、また一緒に料理しようね!」
佳奈「これからも、た~くさん遊ぼうね!」
みのり「何これ。なんか私3人にした? 急に言われてびっくり何だが…」
ひまり「最終話だからね!」
みのり「最終話? 何の?」
未希「それは、みのりは分からないよね~」
佳奈「そうだね。みのりは、分かんないかも…」
みのり「それ、めっちゃ気になるんだけど! 教えてよ! 何の話?」
みのり以外の3人「(口に指で「1」を立てて)ひみつー」
みのり「えー、教えてよ(笑)」
4人は、笑いだして、揃って言う。
4人「私たちはずっと、一緒!」
みのり(モノローグ)「クラス替えがすべてじゃない。私は、ちゃんとここにいる。」
o性格: 明るくて誰にでも優しい中学3年生。通学班の班長を務めるしっかり者だけど、自分の恋にはちょっと鈍感。
o悩み: 卒業しても、今のメンバー全員と「ずっと仲良くいたい」と願っている。
•海斗
o性格: クールで正義感が強い。保育園からの幼馴染。
o特技: ピアノ。合唱コンクールで伴奏を弾く姿に隠れファンが多い。
oひかりへの態度: 無口だけど、ひかりがピンチの時は必ず一番に助けてくれる。よく目が合う。
•匠
o性格: 太陽のように明るい幼馴染。通学班の副班長。
oひかりへの態度: 誰が見ても「ひかりが好き」とわかるほどストレート。ひかりと話したくて、副班長なのにいつも班長の隣まで走ってくる。
•春希
o性格: クラスのムードメーカー。でも好きな人には素直になれない「超あまのじゃく」。
oひかりへの態度: 変なあだ名で呼んだり、わざといじわるしたりする。でも実は、ひかりの反応を一番気にして見ている。
•桜
o性格: ひかりの大親友。アイドルや恋愛リアリティショーが大好き。
oポジション: 海斗から「誰が好きなのか考えて」と言われているが、本人はあまり意識していない様子……?
•凛
oひかりの親友。観察力が鋭く、「男子たちの視線」に誰よりも早く気づく、恋の分析官。
•若葉
oひかりの親友。他クラスだけど情報は早い。ひかりの幸せを心から願っていて、いつも背中を押してくれる。
九条 みのり(くじょう みのり)
高校1年生。
クラス替えで親友と離れてしまった主人公。
人の気持ちを大切にするあまり、自分の感情を後回しにしがち。
料理研究部に所属し、静かな時間と放課後の空気が好き。
文化祭をきっかけに、友達とは違う“特別な感情”に気づいていく。
木野 ひまり(きの ひまり)
実梨の大親友で、天真爛漫な性格。
明るく無邪気で、場の空気を一気に和ませる存在。
朝凪佳奈と恋人同士。
みのりにとっては「放っておけない存在」であり、
クラスが分かれても変わらない絆の象徴。
朝凪 佳奈(あさなぎ かな)
ひまりの恋人。
落ち着いた性格で、ひまりを優しく見守るタイプ。
みのりとも軽口を叩き合える関係で、
3人の中では一番“客観的に周りを見ている”存在。
言葉は少ないが、核心を突く。
水口 未希(みずぐち みき)
みのりと同学年で、料理研究部の親友。
みのりの良き理解者で、変化にもすぐ気づく。
はっきり物を言う性格だが、決して押しつけない。
みのりが本音をこぼせる、数少ない存在。
筒井 真理(つつい まり)
1-A組。ガールズバンド「SSGIRLS」のベース担当。
最初はみのりと距離があったが、少しずつ距離が縮まっていく。
クールに見えて不器用。
みのりにとって、友情とも恋とも言い切れない新しい感情をくれた相手。
クラス替えがすべてじゃない① 中学校、クラスが分かれた日
みのり(モノローグ)「この春、私は高校生になった。たった一枚の紙で、毎日が変わった。」
【掲示板前】
ひまり「みのりと同じクラスじゃなかった〜。悲しすぎてヤバい」
みのり「…うん。でも、すぐ会えるよ」
ひまり(モノローグ)「離れても、私たちは親友だよね?」
みのり(モノローグ「この時は、まだ知らなかった。“離れる”って、思ってるより静かに始まること。」
クラス替えがすべてじゃない② ひとりだけ違う教室
【1-A 教室】
みのり(心の声)「知らない席、知らない空気」
【隣の席】
真理「筒井真理。よろしく」
みのり「あ、みのり…九条みのりです。」
みのり(モノローグ)「クラスが違うだけ。でも、それだけで私は“ひとり”になったと思っていた。このころの私は」
クラス替えがすべてじゃない③ 変わらない放課後
【料理研究部】
未希「クラス違っても、顔は変わんないね」
みのり「ここがあってよかった」
佳奈「ひまり、エプロン逆」
ひまり「えへへ」
みのり(モノローグ)「私は、この二人の恋をずっと見てきた。変わらない場所も、ちゃんと残っていた。…ちなみに、佳奈とひまりは愛し合った同士の恋人だよ! 正真正銘の恋人です!」
クラス替えがすべてじゃない④ 文化祭、同じステージ
【文化祭・体育館】
真理ベースを弾いている。
みのり(モノローグ)「真理の音は、まっすぐだった」
【舞台裏】
真理「見てた?」
みのり「…うん。すごく」
みのり(モノローグ)「この日から、真理は“クラスメイト”じゃなくなった。」
クラス替えがすべてじゃない⑤ 近づいた距離
【帰り道】
真理「みのりってさ、話しやすい」
みのり「そう?」
真理「うん。静かなのに、あったかい」
みのり(モノローグ)「それは、友達の言葉なのかな? この気持ちに、まだ名前はなかった。」
クラス替えがすべてじゃない⑥ 友達のままじゃ足りない
【料理研究部・夜】
未希「好きなんでしょ? 真理ちゃんのこと。…というか、友達になりたんじゃない?」
みのり「……分かんない」
ひまり(モノローグ)「みのり、変わった」
ナレーション「気づいた時には、戻れないところまで来ていた。」
クラス替えがすべてじゃない⑦ 離れても、繋がってる
佳奈「クラス違っても、私たち平気だよね」
ひまり「うん。大丈夫」
みのり(モノローグ)「友達は、距離じゃ壊れない」
真理「みのり、ありがとう」
みのり「…なにが?」
真理「そばにいてくれて」
クラス替えがすべてじゃない≪最終話≫ それでも、きっと大丈夫
【春の校庭】
みのり(モノローグ)「クラスが分かれても、友達は消えなかった」
みのり「今まで、一年間ありがとう。真理が一緒のクラスでよかったって思ってる」
真理「私もだよ、みのり。また話そうね! じゃあ、先に帰るね」
みのり「ばいばい!」
真理「ばいばい!」
真理、帰っていく。
すると、後ろから、ひまり・佳奈・未希が現れる。
みのり以外の3人「みのり!」
みのり「みんなー! 今から帰る?」
ひまり「うん!」
未希「みのり、また一緒に料理しようね!」
佳奈「これからも、た~くさん遊ぼうね!」
みのり「何これ。なんか私3人にした? 急に言われてびっくり何だが…」
ひまり「最終話だからね!」
みのり「最終話? 何の?」
未希「それは、みのりは分からないよね~」
佳奈「そうだね。みのりは、分かんないかも…」
みのり「それ、めっちゃ気になるんだけど! 教えてよ! 何の話?」
みのり以外の3人「(口に指で「1」を立てて)ひみつー」
みのり「えー、教えてよ(笑)」
4人は、笑いだして、揃って言う。
4人「私たちはずっと、一緒!」
みのり(モノローグ)「クラス替えがすべてじゃない。私は、ちゃんとここにいる。」