うちら4人幼馴染、2人の両片思いたちが不器用すぎる!

お節介作戦、決行!

【side瑠香】

「なぁ、瑠香!」
私が学校の帰り、一人で廊下を歩いていたら後ろから春馬に呼ばれた。
「何? 春馬、どうした?」
「なぁ……、俺、いいこと思いついちゃったんだよね!」
「……え⁉ なになに⁉」
「……ちょっと、こっちにこい」
私は春馬に言われた通り、廊下の端に来た。
「作戦って言うか……その……」
「あ、あの二人のこと?」
「そう、それでさ」
「いい感じにくっつけようって?」
「なんで、それを! で、でもいいでしょ?」
「うん、いいと思う。でも、何で今?」
「今だからこそだよ! 瑠香、分かんないのか? 夏って、夏休みがあるだろ? 夏休みの間にデートをたくさんすれば……⁉」
「たしかに! 夏だからこそ、だね! 良いね! じゃあ、作戦決行ってことで!」
「それは、俺に言わせてほしかったのに……」
「いいでしょ! 私が言ったの!」
「俺が言う出番だった!」
「別にそんなことないし!」


……と、私たち二人はいわゆる「お節介作戦」を決行したのであった。
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