【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
必死に街の中を探し回る。
春琉くん…どこ…?どこにいるの…?
人混みをかき分け、必死にキョロキョロと周りを見渡す。
………いた…!!!
やっと見つけた春琉くんは、見知らぬ派手な女性に絡まれているところだった。
嫌そうにしている春琉くんが見える。
急いで駆け寄ろうとした時だった…
なにやら怒り出した女性が、春琉くんの胸を思いっきり押した。
驚いた顔の春琉くんはそのまま体が車道側に転がっていく。