【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
私は大きく息を吸うと、夕暮れの街の中でありったけの愛を込めて叫んだ───
「──春琉くんっ!!!!大好きですっ!!!」
私の声が響き渡る。
春琉くんはバッと振り返ると信じられないものを見る瞳で目を見開いた。
そんな春琉くんに私は溢れる想いと涙を流しながら全力で走ってその広い胸の中に飛び込んだ。
飛び込んできた私に唖然としてる春琉くん。