あたし恋をしてるかも【恋愛短編集】
「もういいよ、太陽ありがと。」
私がそういうと、太陽はゆっくりしゃがみながら、私の体を床に下ろした。
また立ち上がった太陽と、目が合う。
向かい合ってただ立ち尽くす私たち。
太陽、まだ顔が真っ赤だね。
私の心臓も、ドキドキ響いているよ。
「太陽、あの…。」
「綾さん、ごめん!今日はそろそろ帰ろう。」
私に背を向け、そう言い出した太陽。
その態度はとても素っ気なく、私は困惑した。
なんで?なんでなの?
太陽、私のこと…
「私のこと、好きなんでしょ!?」
気付くと私は、背を向ける太陽に抱きついていた。
「どうして何もしてくれないの?こんな状況になっても…どうして?本当に私のこと…」
全ての不満を言い終える、その寸前に…。
私は床へ押し倒された。