イッシンドウタイ

本文

 一緒に縄跳びするだけなのに今日も転んでしまった。お客さんは拍手してくれたけど、これじゃダメだ。私たちは双子。お客さんも息の合ったパフォーマンスを見たいに違いない。
 反省していると団長がご飯を持ってきてくれた。
「もーらい!」
 ハンナが我先にと料理を頬張った。先に食べても変わらないのに、と苦笑する。
「アンナ、どうしたの?」
「なんでもないわ」
 視線を下げると私たちの繋がった下半身が見えた。
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