地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。

「ん?」

「今まで逃げて……ごめんね」

小さく言うと、皐月はすぐに首を振った。

「謝るのは俺のほう」

優しい声だった。


「皐月」

「ん?」

「あの、私たちはこれからどうなるの?」

その問いに抱きしめていた身体を離し微笑みながら私の頬に触れる。

「星宮花梨さん俺の彼女になってくれますか?」

その言葉に胸がまたきゅっとなる。

「...はいっ。」

公園の風は少し冷たいのに。

皐月の腕の中だけ、やけにあたたかかった。

やっと、ここにいていいんだと思えた。



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