地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。
「誰かが褒められても、その後には絶対『でも皐月くんもすごいよね』って続くの。」

笑い話みたいに言ったつもりだった。

でも声は少し震えていた。

「そんな完璧な人の隣に私がいたら皐月が悪く言われ気がして、」

「……。」

「そんな事になるくらいなら、自分から離れた方が絶対いいと思ったの。」

そうこれが本当の気持ち。

皐月が悪く言われることの方が辛かった。

もし本当に嫌だっただけなら、昨日あんなに動揺したりしない。



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