地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。
☆離れない温もり
ある日の休日。
私は皐月の部屋にいた。
理由は来週のテスト勉強を教えてもらうために。
「花梨。」
「ん?」
「ここ違う。」
「あ。」
ノートの上を指差される。
また間違えた。
私は思わず机に突っ伏した。
「もう無理……。」
「まだ三十分しか経ってないよ。」
「30分は結構長いもん……。」
「もうちょっと頑張ろ。」
そう言いながら皐月は笑う。
余裕そうで少し悔しい。