地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。

「さ、皐月……!?」

「疲れたんでしょ。」

耳元でそんな声がする。

近すぎる距離に、かすかに触れる吐息まで感じてしまう。

心臓が跳ねた。

「このまま休憩しよ。」

「でも……。」

「甘えたいって顔に書いてあったよ。」

言われて。

一気に顔が熱くなる。

そんなに分かりやすかったのだろうか。

恥ずかしくて何も言えない。

すると。

皐月は私の頭を優しく撫でた。



< 265 / 276 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop